電車や地下鉄よりも便利? コミュニティーバスを使った“スマート移動術”をご存じですか【連載】町バスに乗って(4)

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地方から上京してきた人にとって、よくわからないのが電車の乗り換えである。東京のど真ん中では電車を使うよりも歩いたほうが早いことがある。

電車より歩いたほうが早いケースも

千代田区のコミュニティーバス「風ぐるま」(画像:下関マグロ)
千代田区のコミュニティーバス「風ぐるま」(画像:下関マグロ)

 地方から上京してきた人にとって、よくわからないのが電車の乗り換えである。筆者(下関マグロ、フリーライター)は上京したての頃、新宿三丁目駅に行きたくてJRで新宿駅まで行き、新宿駅から丸ノ内線に乗り換えて行ったことがある。しかし、後でわかったことだが、新宿駅から新宿三丁目駅までの距離はわずか300m。歩いてすぐだった。

 このように、東京のど真ん中では電車を使うよりも歩いたほうが早いことがある。散歩に関する原稿を書くためにあちこちを歩いたとき、そのことをより強く意識するようになった。

 例えば、本の街である神保町駅から御茶ノ水駅までは歩いて10分ほどだが、電車で行くなら半蔵門線で大手町駅まで行き、そこから丸ノ内線で御茶ノ水駅まで13分。しかも、歩いてもお金はかからないが、地下を利用すると電車賃がかかる。なんだか損した気分だ。

 以前、四谷に用事があり、その後麹町駅まで行かなければならなかったのだが、そのときもよくわからなかった。四谷で用事を済ませた後、JR四ツ谷駅から市ヶ谷駅まで行き、有楽町線に乗り換えて一駅先の麹町駅で下車した。そこから目的地に向かったのだが、前方に四ツ谷駅が見えた瞬間、力が抜けたような気がした。

 歩いたほうが早いケースはたくさんある。最近は地図アプリで道順検索や乗り換えルート検索ができるので、こうした失敗は少なくなってきたが、都心ではまず徒歩ルートを検索するのがいいだろう。

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