当たったら刺さりそう? バイクに「尖った」デザインが多い理由

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バイクは尖ったデザインが多い。本稿では、その理由についてさまざまな面から考察する。

業界紙調査でも人気

MT-25(画像:ヤマハ発動機)
MT-25(画像:ヤマハ発動機)

 バイクは尖(とが)ったデザインが多い。正確には、尖ったデザインの“カテゴリー”がある。

●尖っている
1.スーパースポーツ(レプリカ)
2.ストリートファイター
3.ツアラー
4.スポーツネイキッド
5.アドベンチャー

●尖っていない
1.ネイキッド
2.クラシック(旧車)
3.ネオクラシック
4.カフェレーサー
5.アドベンチャー
6.スクランブラー
7.ストリート
8.オフロード
9.アメリカン

※スクーターとミニバイクは両方のタイプが存在する

 二輪車業界紙の二輪車新聞が集計した、2017年上半期と2022年上半期の国産126~250cc車の販売台数を調べた。いずれも上位10車種のうち、

「9車種」

が、尖ったデザインのスーパースポーツやスクーター・オフロードなどだった。これは、尖ったデザインのバイクが売れていることを示唆している。つまり、売れているバイクのカテゴリーはおおむね固定されているのだ。

 ただし、401cc以上の大型車では、ネオクラシック、ネイキッド、アメリカンなど、尖っていないモデルが多い傾向が見られた。

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