高騰する「タクシー運賃」 少しでも安く乗る方法をご存じか

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先日、長距離利用者に重宝されてきた「55割(ゴーゴー割)」が廃止された。大阪でタクシーを利用したことがある人にはなじみのあるサービスだろう。

タクシー配車アプリによる割り引き

タクシー(画像:写真AC)
タクシー(画像:写真AC)

 現在、筆者(二階堂運人、物流ライター)は現役のタクシードライバーとして、乗客の半数以上がタクシー配車アプリを利用していると感じる。

 アプリの種類はさまざまで、新規登録や友達紹介のクーポンでタクシーが安くなることもある。また、アプリにクレジットカードを登録してアプリで決済すれば、割り引きクーポンが使えるほか、クレジットカードのポイントもたまる。

 上記以外にも、地域によってはさまざまな割り引きサービスを実施しているので、最寄りのタクシー会社に問い合わせてみるといいだろう。

 2024年問題は物流業界だけの問題ではない。タクシー業界もタクシー運転手の不足や労働時間の短縮により、タクシーの運行台数は今よりも減少すると予想されている。

 タクシーバブルの話を聞いて、タクシー業界の門をたたく人も増えている。利用者がより快適に乗車できるようなサービスがさらに提供されることが期待される一方、タクシー供給不足を解消し、タクシードライバーを増やすために、より魅力的な職業にすることも検討されている。

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