高騰する「タクシー運賃」 少しでも安く乗る方法をご存じか

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先日、長距離利用者に重宝されてきた「55割(ゴーゴー割)」が廃止された。大阪でタクシーを利用したことがある人にはなじみのあるサービスだろう。

まだあるタクシーの割り引きサービス

タクシー(画像:写真AC)
タクシー(画像:写真AC)

 タクシーの割り引きサービスは、長距離だけのものではない。タクシーをよく利用する人なら知っているかもしれないが、タクシーにはさまざまな割り引きサービスがある。紹介していこう。

●遠距離割り引き
 東京では9000円を超えると割り引きが適用される。例えば、タクシー料金が1万円の場合、割引率は「1万円 - 9000円 = 1000円」の10%が割り引きになり、9900円となる。名古屋では5000円を超えると1割引きが適用されるが、長距離割り引きが適用されない都市もあるので、事前に確認することをお勧めする。

●障害者割り引き
「身体障害者手帳」「精神障害者保健福祉手帳」「療育手帳」または障害者手帳アプリ「ミライロID」を運転手に提示すると運賃が1割引きになる。ただし、手帳を提示しないと割り引きにならないので、タクシーに乗るときは手帳を忘れずに携帯しよう。

●定額運賃
 東京では、「羽田空港定額運賃」「成田空港定額運賃」「ディズニー定額運賃」などがある。なお、これらの運賃は有料道路の利用が条件となるため、一般道を利用する場合は定額運賃は適用されず、通常の従量制運賃が適用される。なお、定額運賃は事前の申し込みが必要なので、流しのタクシーで定額運賃を指定しても適用されない。

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