ドライブするだけで“副収入”ゲット? 自家用車に「広告ステッカー」貼って稼げる、屋外広告サービスをご存じか

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現役東大生が中心となって設立した企業が展開する車両屋外広告サービス。その特徴とは。

車両屋外広告サービスの問題点

「マイカースポンサー」のサービス概要(画像:モノクス)
「マイカースポンサー」のサービス概要(画像:モノクス)

 同様のサービスはWithDrive以前から存在した。それは

・マイカースポンサー(運営:マイクロウェーブ)
・Cheer Drive(運営:チアドライブ)

と呼ばれるサービスだ。

 両サービスとも、企業や商品のステッカーを車に貼り走行することで、

・広告掲載期間
・走行距離

に応じて報酬やプレゼントがもらえる仕組みとなっている。広告のなかにはプロサッカーチームやオンラインゲームなどもあるため、自分の好きな企業を応援することで一種の“推し活”になる側面もある。

 しかし、ユーザーからするとステッカー全体の数が少ないのがネックだ。マイカースポンサーでは現在募集することができる広告はなく、Cheer Driveもわずかだ。そのため需要に合わせて企業からの広告数を増やすためには、これから自動車広告サービスの認知や普及をより進めていかなければならない。

 しかし、同サービスにおける問題点が障害になる。それはステッカーを貼って走行したとしても、効果的に広告が見られているのか、実際に

「広告効果がわかりにくい」

という点だ。田舎道でステッカーを貼って走ってもほとんど人に見られない可能性があるため、効果が曖昧である場合、応募企業も減少するだろう。

 そこで注目されているのが、WithDriveの人工知能(AI)を活用した広告閲覧回数の算出だ。

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