ライダーといえば、なぜ「革ジャン」のイメージなのか?

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ファッションとしてのカッコ良さはもちろん、機能的なメリットも詰まっている革ジャン。なぜ、ライダーとの結びつきが強いのか。

選ぶ上での注意ポイント

ライダースジャケットを着るライダー(画像:写真AC)
ライダースジャケットを着るライダー(画像:写真AC)

 多種多様化し、さまざまなラインアップがある革ジャン。ライダーやファッション愛好家に人気のあるアイテムとはいえ、自分に合ったものを選ぶ際には注意点がある。

 まず、街で着こなすものとバイク用のものでは、プロテクトの有無などの安全性に劣る点があることを忘れてはならない。バイク用として着るものであれば、身体の保護を最優先するものでなければならない。そのため、プロテクターの有無と配置も重要な要素である。安全性を重視する場合は、プロテクターが装備されている革ジャンを選ぶとよい。

 また、素材と季節への対応も考慮する必要がある。例えば、夏場は通気性に優れたシングルライダースや、冬場には保温性があるダブルライダースなどといった、季節や使用目的に合わせて素材を選ぶことで、快適な着用が可能となるだろう。

 デザインと機能性のバランスも重要なポイントだ。革ジャンには重厚感がある「牛皮」や、軽さが特徴的な「羊皮」、手入れが不要な「人工皮革」などがある。とはいえファッション性を重視する場合でも、安全性や機能性を妥協しないように注意が必要である。

 そして、購入後のケアも忘れてはならない。レザージャケットは放置しておくと生地が縮み、表皮が硬くなってしまう。そのため、定期的にレザーオイルを塗布することをおすすめする。また、こまめにほこりやゴミを取り除き、クリームによる保革と防水スプレーの塗布も行っておけば、きれいに使い続けられる。

「ライダー = 革ジャン」

というイメージが強くあるほど、革ジャンはライダーにとって重要なアイテムだ。今後も個性的で機能性に優れた革ジャンが登場する可能性もあるため、ぜひ注目してみてほしい。

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