軽自動車の「保険料」 基準が3→7段階へ、不公平なき金額算定は本当に進むのか？ 25年スタート
2025年1月1日以降、自動車保険（任意保険）の内容が変わる。変更点は自家用軽四輪乗用車の型式別料率クラスが、従来の3クラスから7クラスへと大幅に拡大されることだ。なぜ変更されることになったのか。
「クラス上位」維持を考える機会に
むしろ、自身が所有する車両の保険料が上がらないよう、
「クラス上位を維持」
するためには、どう行ったクルマとの付き合い方をすればよいのか――そうしたことを前向きに考えるよい機会になるのではないか。
保険の無事故割引を重ねているベテランドライバーならいざ知らず、一からスタートの新人ドライバーにとって保険金額はばかにならない。保険金額の多寡で、欲しいクルマを変えるのも夢のない話だ。
しかしクルマを購入する上で、現時点での購入候補車のランクはどのレベルなのか。そこは現実的な無理のない選択肢のひとつとして考慮すべきことでもある。
何より、知識として自動車保険の型式別料率クラスを把握するのは悪くない。