この夏注意! 「長距離運転」前にメンテナンスしておくべき部分とは

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夏に長距離ドライブをする人が増えると、高速道路で発生するトラブルも増える。クルマのトラブルのなかには、夏場だからこそ発生するものもあり、高速道路の電光掲示板などで注意を促すこともある。

最もメンテナンスが必要なタイヤ

夏はタイヤのメンテナンスもより重点的に行うことが大事(画像:写真AC)
夏はタイヤのメンテナンスもより重点的に行うことが大事(画像:写真AC)

 クルマのパーツのなかでも、タイヤは最もメンテナンスが必要で、夏場は特別なケアが必要となる。

 タイヤはクルマで唯一地面に接している部分であり、地面の影響を直接受ける。夏はクルマだけでなく地面も熱くなる。そのため、ゴムでできたタイヤは変質・劣化しやすくなり、強度や柔軟性も低下する。

 また、気温が上がると空気が膨張するため、タイヤの空気圧も高くなりがちで、適正な空気圧より高めに空気を入れていると、パンクやバーストが起こりやすくなる。

 タイヤのメンテナンスは、クルマの他の部分に比べてわかりやすく、道具さえあれば自分で行うことも可能だ。注意点は次のとおりである。

・ひび割れ、損傷、摩耗を定期点検時にチェックする。損傷が著しい場合はタイヤの交換を検討する。

・空気圧の点検・補充ができる機械を使って自分で行うか、ガソリンスタンドでやってもらう。

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