オスロ空港を守る守護神「巨大除雪車」 なぜ日本でも使われないのか?

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冬季期間に入ると、積雪の影響で各公共交通機関が止まるといったニュースを耳にすることがある。しかし空港のなかには、閉鎖しないように積雪対策を実施している場所もいくつか見られる。

自動運転の除雪車も実験中

雪煙を起こす飛行機の画像(画像:写真AC)
雪煙を起こす飛行機の画像(画像:写真AC)

 国土交通省では、自動運転車による除雪や省力化に向けた課題の実証実験を実施。将来的には空港除雪のための配備を目指している。

 目下の目標となるのは除雪機を扱う人材の習熟度や、滑走路の形状を考慮した除雪法の確立だろう。例えば、空港の滑走路には滑走路灯が配備されており、傷つけないように慎重な操作が必要だ。

 海外の巨大除雪車は「滑走路灯の保護」の観点も含め、巨大車両の操作の習熟に時間がかかる懸念もある。今後、自動運転の除雪車が実装された場合は、台数で補うのか、それとも巨大化させるのか慎重に検討が必要になるだろう。

 テクノロジーの進化に伴って、日本の空港でも新たな除雪作業が検討されている。海外の巨大除雪車や国内最大級の除雪車の導入も踏まえ、さらなる慎重な検討が必要である。今後、さらに技術が進歩すれば除雪作業の完全自動化も夢ではなさそうだ。

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