新幹線予約「EXサービス」進化も その利便性ゆえに生まれる“非・常連客”への冷遇

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東海道・山陽・九州新幹線のインターネット予約・チケットレス乗車サービス「EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX)」が話題になっている。

今秋から新サービス

新幹線(画像:写真AC)
新幹線(画像:写真AC)

 東海道・山陽・九州新幹線のインターネット予約・チケットレス乗車サービス「EXサービス(エクスプレス予約、スマートEX)」が話題になっている。

 今秋から新幹線の予約が1年先まで可能になり、当日まで乗車する新幹線を変更可能な旅行商品も提供される。今後、新幹線や特急列車を利用する際には、チケットレスでの乗車は当たり前になりそうだ。

 EXサービスでは、今秋から以下の新サービスが提供される予定だ。

・新幹線沿線のホテルや目的地までの交通機関の予約・決済を新幹線と一緒に行える(EX-MaaS(仮称))

・EXサービスを通じて、新幹線とホテルや観光プランなどを組み合わせた旅行商品。インターネットで直前まで乗車する新幹線の変更が可能になる(EXダイナミックパッケージ(仮称))。

・予約は乗車日の1年前から可能。時刻表未定のため、仮予約から1ヶ月前に列車・座席が確定する。

 サービスの利便性が高まる。ただ、やや気になるのは、新サービスの導入に伴い、料金体系も改定されることだ。

 新サービス導入に伴い「EX予約サービス」の運賃が見直され、普通車指定席・グリーン車の割り引きが減額される。

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