国鉄民営化で生まれた、今は亡きエキナカ「コンビニ」の数々! ジャストロール、デイリーイン、生活列車を覚えているか?
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分割民営化直後に生まれたJR系列のコンビニブランドのほとんどが現存しない。果たして「消えたエキナカコンビニ」にはどのようなものがあったのだろうか。北海道から九州まで、エリアごとに総チェックする。
【JR東】JCとミニコンビを一本化
東日本キヨスク(現・JR東日本クロスステーション)は、1988年9月に独自運営のコンビニ「JC」1号店を品川駅(東京都)にオープンさせている。
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JCの店舗は順調に拡大していき、1996(平成8)年12月にはジェイアール東日本コンビニエンス株式会社という、JCの業務を担当する別会社が設立されるに至る。
一方、JCを手放した東日本キヨスクは、1997年10月に飯田橋駅(東京都)に新ブランド「ミニコンビ」の1号店をオープンさせた。これは文字どおり小さなコンビニで、ミニマムな従業員数で運営が可能な形態だった。
2ブランドがJR東日本グループ内で共存していた期間は約4年続いたが、2001年10月にふたつは統合される。こうして誕生したのが現在も多くの店舗のある「NEWDAYS」である。
2014年にはロゴが変更され、表記は「NewDays」となっている。2023年現在、JR東日本のエキナカコンビニには通常店舗のNewDays、小規模店舗の「NewDay ミニ」、そして、キオスク(※)とコンビニを組み合わせた「NewDays KIOSK」の三つの業態が存在している。
※JR東日本グループは2007年以降、「KIOSK」の読み方を「キヨスク」から「キオスク」に変更。