BYDが「EVフォークリフト」発表 旧来の鉛蓄電池式がLi-ion電池になるメリットは?

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中国系のBYDがEVフォークリフトを発表。EVバスで構築した販売網を活用し、欧州各国に売り込む構えだ。自社製のリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを搭載しているが、従来の鉛蓄電池式と違い様々なメリットがあるという。

EVフォークリフトのラインナップ

 3輪バランスフォークリフト「ECB20S」は、今回欧州で初めての展示となる。リン酸鉄(LFP)バッテリーを動力とし、多くのオプション機器が用意されており多様なニーズに対応する。オペレーターの短い休憩時間でもバッテリーの充電が可能で、高い稼働率につなげられる。

 スタッカートラック「EPS14」は、折りたたみ式とウォークビハインド式の2機種が用意されている。1400kgの最大積載量と5400mmの最大揚高時高さを実現し、工場内部での作業を快適にこなす。

 パレットトラック「PTW20S」は、2000kgの最大積載量を実現し、効率的な積み込みや、スペースが狭い倉庫などの場所での使用が可能だ。

 BYDフォークリフトカントリーマネージャーのイグナシオ・ガルシア氏は、「BYDは、青果物の生産者や加工業者のビジネスを理解しており、彼らが直面しているリフトや移動という課題の対処に非常に適した一連の製品を開発してきた。BYDは、この地域での販売代理店のネットワークを拡大させて、安全で信頼性の高いさまざまな機器を提供することで、この業界で事業を展開する企業の緑化に対する確かな実績のアップをサポートすることが可能だ」と述べている。

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