意外と知らない? バイクを「雨ざらし」にしてはいけない根本理由

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バイクを走らせたり屋外で保管していたりすると、雨にさらされる状況がある。このとき、バイクは雨ざらしの状態でも問題ないのだろうか。

バイクカバーが必需品なワケ

バイクカバーをかけたバイク(画像:写真AC)
バイクカバーをかけたバイク(画像:写真AC)

 では、雨ざらしを防ぐためにはどういう対策が効果的なのだろうか。

 基本的には、バイクカバーをかけることを心掛けてほしい。雨ざらしのまま放置すると、居住環境によっては雨水のなかに海水が混ざるケースもあるため、サビの進行を早めてしまうことになりかねないからだ。

 さらに、バイクカバーには雨ざらしを防ぐ目的もあるが、実は晴天時の紫外線を防ぐ役割も担っている。紫外線が当たってしまうと、タイヤやゴムブッシュなどのゴム部品が痛み出し、塗装も劣化しやすくなるので、そういった意味でもバイクカバーは屋外での保管に欠かせないアイテムだといえるだろう。

 ただし、バイクカバーをかけるタイミングにも気を付けるべきポイントが2点ある。まず1点目は、

「走行した直後にかけてはいけない」

ということだ。バイク停止直後にかけてしまうと、バイクの熱によりカバーが溶けてしまうため、停止後1時間程度置いて冷え切ってからかけることをおすすめする。

 2点目は、

「バイクがぬれている状態でカバーをかけてはいけない」

という点。雨ざらしのままバイクカバーをかけてしまうと、カバー内部に湿気がたまり、サビを進行させる原因につながりやすい。そのため軽く水拭きをしてから乾いたタオルなどで水気を切り、カバーをかけるようにした方がいいだろう。

 このような対策を覚えても、対策し忘れて雨ざらしに遭ってしまうこともあるかもしれない。しかし、雨が上がった日以降に水道水で洗い流したのち、タオルなどで水気をふき取れば問題ない。さらに、チェーンやクラッチワイヤなど注油すべきパーツにグリスアップを施してサビを防止したり、防水スプレーなどのメンテナンスしたりすることもバイクを劣化させないポイントとなる。

 ただし理想としてはこれらの対策に加えて、屋内ガレージもしくはバイクコンテナを借りて保管するなど、屋内駐車できるところで保管するのが望ましい。近年では、テント型やドーム型などの簡易的なガレージも販売されているため、気になる人はぜひチェックしてほしい。

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