ドコモと都が共同運営する「EVバイクシェア」 運転時は「2輪免許NG」なワケ

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ドコモ・バイクシェアと東京都が共同で提供する新たなシェアリングサービス「東京EVバイクシェア」がお台場周辺でスタートした。ただ、普通自動運転免許証の携帯が必要で、2輪免許では運転できない。その背景には何があるのか。

利用料金は30分330円

「東京EVバイクシェア」の借り方(画像:ドコモ・バイクシェア)
「東京EVバイクシェア」の借り方(画像:ドコモ・バイクシェア)

 東京EVバイクシェアの車両と運営スタイルは、これまでの電動キックボードシェアリングサービスにおいて懸念とされたことに対する

「ひとつの回答」

であるようにも思える。

 すなわち、車両の基本的な安全性の確保だ。免許制度との関係などでご都合主義的な規制緩和を前提とはしない。あくまで現行車両ルールと免許制度に即したものとするというその姿勢には共感を覚える。

 もちろん、実際の公道上で安全に走らせることができるかということについては別問題ではある。当然のごとく個々の利用者が担うべき責任は少なくない。とはいえ、観光地など特定の地域におけるミニマムサイズの新たな個人移動手段としての将来性は高い。

 東京EVバイクシェアが提供される地域だが、まずは東京お台場近辺。

・ヒルトンお台場東京
・東京ビッグサイト
・有明センタービル

の3か所に「ポート」と呼ばれる駐輪場を設け、当面は20台体制でのサービスとなる。借り出しと返却は無人かつ24時間対応。利用料金は30分330円である。

 なお、ヘルメットについては車両区分がミニカーであることから法的には不要だ。ただし運営サイドはヘルメットの着用を強く推奨している。これは極めて妥当な措置である。ただしヘルメットの貸し出しなどは行っていないため、利用者が持参する必要がある。

 東京EVバイクシェアは、ゼロエミッションでの限定地域モビリティとして、今できることを十分に検討した上でスタートした新たなサービスだ。これが根付くかどうかは今後の運用結果次第。くれぐれも事故などなきよう、安全かつ楽しく利用してほしいサービスである。

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