「卵」品薄騒動は運送会社にも大ダメージ! 2024年問題に見る、消費者そっぽ向きな辛らつ物流事情とは

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「物価の優等生」といわれてきた卵が、史上空前の高値をつけている。慣れ親しんだ食材ゆえに、困惑する消費者も多いだろう。だが、その影で苦しんでいる運送会社がいることをご存じだろうか?

運送会社が取れる三つの道

トラックドライバー(画像:写真AC)
トラックドライバー(画像:写真AC)

 では、こういったケースで運送会社が取れる道はなんだろうか。

1.諦める(売り上げ減を受け入れる)
2.混載できる他の貨物を探す
3.輸送回数を減らす

「2」のような対策が取れればよい。しかし、鶏卵輸送を今まで通りに行いながら、同時に混載できる貨物など、そう都合よく見つかるわけもない。

 そうなると、「3」が現実的な選択肢となる。例のように、物量が1/3に減ったのであれば鶏卵輸送回数も1/3に減らし、空いた日に関しては、全く別の貨物を探すのだ。少なくとも、鶏卵と混載できる貨物を探すよりは楽である。

 鶏卵は、私たちの生活には欠かせない食品のひとつだ。「常に卵は冷蔵庫にある」という家庭も少なくないだろう。しかし鶏卵不足により、今までは毎日入荷していた鶏卵が、月・水・金の3日間しか入荷しなくなったとしたら、当然、品切れを引き起こす。

 余談だが、店舗への鶏卵配送には、鶏卵だけを店舗配送するケースと、物流センターに鶏卵を一括輸送し、他の食品等と一緒に店舗まで共同配送されるケースがある。品切れをより起こしやすいのは、前者のケースである。

 だが実際には、「1」の「諦める」を強いられている運送会社も相当数あるだろう。

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