楽観的すぎ? 二輪の脱炭素対応 交換式バッテリー実験1年も成果示されず 自工会会見

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日本自動車工業会の豊田章男会長がカーボンニュートラルへの強いメッセージを発した一方で、バイクの将来像は漠としたままだ。交換式バッテリーという唯一示されている選択肢はどうなったのか。会見で語られたのは、「遠い将来」だった。

二輪・四輪の縦割りではカーボンニュートラルは実現できない

 2016年という早い段階でスズキは「バーグマン・フューエルセル」で世界に先駆けて燃料電池バイクを中型クラスで実現した。翌年には型式認定を受けナンバーを取得。公道走行を開始したが、市場投入の自信が得られなかった。

 カーボンニュートラルを実現するためには、エネルギー供給など製品以外のインフラなど協調分野での対策が必要だが、1社1モデルのためという意識があったのか。その成果を自工会も政府も後押することなく、今につなげることはできていない。社会インフラは二輪・四輪という縦割りで実現できることではないのだ。

 二輪車の新車購入平均年齢は、すでに50歳を超えている。このユーザーは2050年には79歳以上になる。二輪車は今のように選ばれる存在であり続けられるだろうか。

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