道路環境も原因? バイクの危険な「すり抜け」がなくならないワケ

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信号待ちや渋滞時に、バイクが車の横を通過することを「すり抜け」という。危険なすり抜けだが防ぐ手段はあるのか。

事故になった場合の過失割合

交通事故の現場(画像:写真AC)
交通事故の現場(画像:写真AC)

 前述のとおり、左折車の巻き込み事故、すり抜ける際のバイクの転倒、バイクミラーによる車体の傷つけなどの事故もある。このような場合、車とバイクはどのような過失割合になるのか。

 車とバイクの接触事故は、バイク側の運転手がけがをする可能性が高いため、車側の過失割合が大きくなる。そこで、実際にどのようなケースがあるか調べてみた。

 まず、右折車と対向車線をすり抜けてきたバイクの過失割合は、「車70:バイク30」が基本となる。事故発生が交差点以外なら車の過失割合に5~10が加算され、すり抜けようとしたバイク側に前方不注意があれば、バイクに10~20の過失割合が加算される。

 次に、左折車とその後ろからすり抜けてきたバイクによる巻き込み事故の場合は、「車80:バイク20」が基本となる。車が大型車両であった場合は5、左折の合図遅れでも5が追加される。

 さらに、左折時に徐行なし、大回り左折や鋭角での進入、左折合図なし、直近左折でそれぞれ10加算される。バイク側の追加要因として加算される割合は、前方不注意や時速15km以上の速度違反で10。速度30km以上の場合20が加算される。

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