日ハム新球場「エスコンフィールド」 アクセス整備進むも、“新駅建設費”が影を落としていた!

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北海道日本ハムファイターズの新しい本拠地、北海道北広島市の「エスコンフィールドHOKKAIDO」への交通アクセスが整いつつある。一方で、球場近くに建設予定の新駅には難題が持ち上がっている。

球場改修問題はクリア

JR北広島駅(画像:写真AC)
JR北広島駅(画像:写真AC)

 実は日本ハム球団にはもうひとつ、頭の痛い話があった。公認野球規則によると本塁からバックネットまでのファウルゾーンは60フィート(約18m)以上なければならないのに、新球場は約15mしかなく、日本野球機構(NPB)から改修するように通達されていた。

 日本ハム球団は謝罪し、改修する意向を表明していたが、ファンから厳しすぎるという声が出たり、臨場感を重視する上からそのままでという意見も出たりして、日本ハム側が野球振興のための基金をつくるという代替案を出して、結局改修なしでおさまったという経緯がある。

 それはともかく、3月30日の開幕戦が刻々と近づいてきた。さまざまな思惑を抱えて、さあ、試合開始。初戦を勝って一気に上昇気流に乗りたいところだが、さて、どうなるか。北広島駅発の臨時列車が、ファイターズファンの笑顔であふれる結果を期待したい。

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