人間だけじゃない! クルマも「花粉」に悩まされていた 予防法と正しい対処法をご存じか
春、スギやヒノキなどの花粉は、人の花粉症だけでなく、車にも悪影響を及ぼす。対策を紹介する。
車に一度付着すると処理が大変
花粉は空気中だとそれほど目立たないが、実際は「粉」というくらいなので、黄色い粒子状のものが大量に飛んでいる。森林などが多い地域で、大量の黄色い粒子の花粉が飛んでいる光景や映像を見たことはないだろうか。
そんな黄色い粒子が、車に大量に付着すると、花粉だとはっきり分かるくらい車が黄色い粉まみれになる。まさに、この時期ならではの現象である。
そしてさらに厄介なのが、一度花粉が車に付着すると、取り除くのにかなり苦労する点だ。ぬれたタオルで拭いても、花粉が変にのびてしまい、むしろ逆効果になることがある。
花粉が付いたままでも、ボディー部分への付着なら運転に直接影響があるわけではないが、ひどい場合はフロントガラスも花粉まみれになってしまう。そうなると前方の視界が遮られるため、危険である。
そのためこの時期は、車についても花粉からなるべく遠ざける、万が一花粉が付いたら適切に対処する方法を心得ておくことが、快適なカーライフを送るためには重要なのである。