物流スタートアップのHacobu、BIPROGYグループと資本業務提携 サプライチェーンマネジメントの最適化へ

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HacobuとBIPROGY(ビプロジー、江東区)が、物流・輸配送領域における協業契約を締結した。

物流の社会課題解決を実現

Hacobuの企業ロゴ(画像:Hacobu)
Hacobuの企業ロゴ(画像:Hacobu)

 物流スタートアップのHacobu(ハコブ、東京都港区)と旧日本ユニシスのBIPROGY(ビプロジー、江東区)は2023年2月27日、物流・輸配送領域における協業契約を締結した。

 BIPROGYのトラック予約受付サービス「SmartTransport(スマートトランスポート)」とHacobuのトラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」の統合をはじめとした、双方のサービスノウハウを集結する。得意分野で連携することで、サプライチェーンマネジメントの最適化・標準化・省力化を図り、社会課題解決に向けたロジスティクス4.0の取り組みを加速させる。

 BIPROGYグループのEmellience PartnersがHacobuの第三者割当増資を2022年11月29日に引き受け、資本提携を行った。

 そのほかの資本業務提携内容は、

・Hacobuが有するクラウド物流管理ソリューション「MOVO(ムーボ)」をBIPROGYが販売
・Hacobuが強みを持つコンサルティングサービスと、BIPROGYが強みを持つシステムインテグレーションサービスの相互連携/データ活用による新たな価値創造

の2点。

 今回に際して、Hacobuの佐々木太郎代表取締役社長執行役員CEOは

「大企業とスタートアップの連携による成功事例が、日本にはいまだ少ない中、新しいオープンイノベーションの形を、BIPROGYと共に作ってまいります」

とのコメントを寄せている。

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