雪国の守護神! ごっつい「除雪車」にも自動化の波が押し寄せる深刻事情
除雪作業をおこなう業界では、近年変化が起きているという。現場で何が起こっているのか、業界のこれからに目を向けてみよう。
目標は現場の省力化など

NEXCO東日本の実験により自動化が進むことで、現場の作業員がドライバーひとりのみで済むというのが大きな変化となるだろう。さらに技術力や経験値が求められる作業が、非熟練者でも対応可能になるという面もある。
今後取り組みが進んでいけば、自動運転技術も組み合わせて
「除雪作業の完全自動化」
も可能になっていくことだろう。積雪時の作業は視界も悪く、これまでの事故リスクを踏まえると、危険な作業を機械によって無人化・自動化するというのは当然の流れだ。
除雪作業だけでなく、さまざまな分野でも期待が集まる自動化技術。人員削減や作業員の負担軽減を目的とした自動化はどこまで進化していくのか、今後のさらなる発展に注目したい。