ブルドーザーが空を飛ぶ! 太平洋戦争で日本を圧倒したアメリカの「工兵機材」をご存じか

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太平洋戦争で明確になったのは、日本の工兵機材がアメリカに対して大きく劣っていたという事実だった。その機材を紹介する。

日本の建設機械にも影響

キャタピラーR6ブルドーザー(画像:守山進)
キャタピラーR6ブルドーザー(画像:守山進)

 ちなみに参考として写真で紹介しているキャタピラーR6ブルドーザーに装備されているオーバーヘッド型のドーザーブレードのメーカーもルターナであり、こちらは軍用品だけでなく民生品としても長く使われた。戦後日本に進駐軍払い下げ品として相当数が流通し、日本におけるブルドーザーの原型として知られることとなったのが、このルターナのブレードを装備したキャタピラーやインターナショナルだった。

 アメリカのこれら軍用の建設機械たちは、国産初のコマツの初代ブルドーザーや戦後に流入した払い下げ品を見るまでもなく、わが国の建設機械史に極めて大きな影響を及ぼした。その性能はもとより、現場からの要求に対して迅速に対応することができたアメリカは、やはり建設機械先進国だったということである。

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