仏ヴァレオとナビヤが提携強化 3年以内にレベル4自動運転システム構築へ

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フランスのナビヤとヴァレオが技術的・産業的提携関係を強化へ。両社は今後3年以内に、市場投入できるレベル4の自動運転システムを構築するという。

ヴァレオのシステムをナビヤの自動運転シャトルに統合

ヴァレオの技術を搭載したナビヤの自動運転シャトル(画像:ナビヤ)。
ヴァレオの技術を搭載したナビヤの自動運転シャトル(画像:ナビヤ)。

 自動運転シャトルメーカーとして世界的に知られる仏ナビヤと自動車部品メーカー大手の仏ヴァレオは2021年6月、技術的および産業的提携関係を強化すると発表した。両社の研究開発プログラムを強化し、今後3年以内に、市場投入できるレベル4の自動運転システム(特定条件下での完全自動運転)の構築を目指す。

 世界中で運行されているナビヤのシャトル(2020年12月時点で180台販売)には、すでにヴァレオの技術が搭載されており、主に自動運転を目的とした車両の周囲をセンシングするための各種センサー類と、そこで得られたデータを解析するアルゴリズムをナビヤに提供している。

 今回の取り組みでは、ナビヤが製造販売する自動運転シャトルに対して、ヴァレオが提供するカメラおよび自動運転用AIソフトウェア・ECUを統合することを目的とする。

 この開発の第一段階の開発で得られたソフトは、2022年の第3四半期に完成する計画だ。

 ナビヤのCEO(最高経営責任者)であるエティエンヌ・エルマイト氏は「パートナーであり株主でもあるヴァレオの継続的なサポートに感謝します。自動車業界の世界的リーダーであるヴァレオとのコラボレーションは、当社のソリューションにさらなる付加価値を加えることでしょう。このプロジェクトは、乗客と商品の輸送のためのレベル4自動運転システムのリーディングサプライヤーとしての地位を強化することを目的としています」と言及した。

 またヴァレオの戦略担当CTO(最高技術責任者)のジョフリー・ブーケ氏は「自動運転において革新的で先駆的な企業であるナビヤとのコラボレーションを強化することで、最新のADASテクノロジーを実際の状況でテストできるようになります。このプロジェクトの目的は、モビリティの未来をよりクリーンで、より安全で、よりスマートなソリューションに向けて推進するイノベーションを開発することです」と話した。