インバウンド向けに富士山エリアの宿泊パッケージを販売開始 ベルトラ
ベルトラは、一般社団法人エコロジックと共同で、訪日外国人旅行者向けに静岡県富士エリア滞在の魅力を伝える特設サイトを公開するとともに、2泊3日の滞在型ツアーの販売を始めたと発表した。
日帰りでは味わえない魅力を
現地体験型アクティビティ専門予約サイト「ベルトラ」を運営するベルトラ(東京都千代田区)は2月2日、一般社団法人エコロジック(静岡県富士宮市)と共同で、訪日外国人旅行者向けに静岡県富士エリア(富士箱根伊豆国立公園)滞在の魅力を伝える特設サイト「A way of life in Mt.Fuji」を1月31日に公開するとともに、エコロジックが運営するグランピング施設「マウントフジ里山バケーション」の宿泊と、英語ガイド付きエコツアーや地産地消の食事が含まれた2泊3日の滞在型ツアーの販売を始めたと発表した。
ベルトラによると、日本を訪れる観光客にとって富士山は人気のスポットだが、多くが日帰り観光で、富士エリアの持つ魅力を十分に体感してもらえていないことが課題。そこでエコロジックと協力し、地域住民と連携したさまざまなエコツアーと、富士山を望むグランピング施設への宿泊が含まれた2泊3日の滞在型ツアーを企画したという。
宿泊する「マウントフジ里山バケーション」では、使い捨てのプラスチックを可能な限り排除するなど、環境負荷を抑えるよう努めるほか、富士山の森を英語ガイドの案内で散策するフォレストツアーや、ニジマスなど地元の食材を使ったランチが楽しめる電動自転車ツアーといったエコツアーを用意。路線バスなどの公共交通機関も利用することで、CO2の排出を抑えた旅の形を推進し、里山の豊かな自然を次世代に継承するための責任ある旅のスタイルを提案する。