トヨタ「ヤリス」販売台数No.1 そもそもなぜコンパクトカーは最近人気なのか

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近年、日本で最も売れている車がトヨタ自動車の「ヤリス」だ。コンパクトカーながら、高い運動性能とラインアップの豊富さが魅力で、日本のみならず世界でも高い評価を受けている。

日本で最も売れているコンパクトカー

トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」(画像:トヨタ自動車)
トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」(画像:トヨタ自動車)

 近年、日本で最も売れている車がトヨタ自動車の「ヤリス」だ(2020年2月発売)。街乗りで使いやすいコンパクトカーながら、高い運動性能とラインアップの豊富さが魅力的な車で、日本のみならず世界でも高い評価を受けている。

 またヤリスの好調に続くように、他メーカーも続々とコンパクトカーを発売し、人気を博している。

 そんなヤリスをはじめとするコンパクトカーが、なぜこれほど売れているのだろうか。ヤリスの魅力だけでなく、好調な要因も推察しながら紹介していこう。

2022年上半期で8万台以上販売

トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」(画像:トヨタ自動車)
トヨタの人気コンパクトカー「ヤリス」(画像:トヨタ自動車)

 日本自動車販売協会連合会の統計によれば、ヤリスは2022年上半期で

「8万1580台」

を売り上げ、新車販売台数で国産車トップに君臨している。2022年11月も前年度比108.4%を記録している。

 そんなヤリスだが、海外でも人気なのをご存じだろうか。

 2021年度には欧州カー・オブ・ザ・イヤー(欧州COTY)を受賞し、2022年上半期においても前年同期比11%増を達成するなど、競争が激しい欧米の自動車業界においても知名度を上げている。

 では一体、ヤリスは他の車とどのような点で差をつけているのだろうか。

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