自動車産業の新キーワード『モビリティX』 書籍12月19日発売、DX・SXの誤解と本質を徹底解説
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自動車産業の未来を徹底解説

書籍『モビリティX シリコンバレーで見えた2030年の自動車産業 DX、SXの誤解と本質』が12月19日、日経BPから発売された。
本書では、新しい顧客体験を創造し続けるウーバーテクノロジーズから、自動運転の無人ロボタクシーで先行するゼネラルモーターズ(クルーズ)やGoogle(ウェイモ)、電気自動車(EV)×エネルギーで「モビリティX」の世界観を先駆けて提示するテスラ、強いECを背景に「モノの移動」を制するAmazonが狙うモビリティ産業のゲームチェンジまで、シリコンバレーだからこそ見えてきた自動車産業の未来を徹底解説している。
また、すべての産業で喫緊の課題となっているDX、SX(サステナビリティートランスフォーメーション)の誤解をひも解き、その本質を捉えた次の一手として、「モビリティX」時代に求められる以下の「四つのアプローチ」も提案している。
・「デザイン思考」「データドリブン」による体験価値創出
・顧客の価値観の変化に寄り添うサステナビリティー変革
・中長期視点による「要素クロス」アプローチ
・ファンクション産業と融合した新たな価値創出
執筆陣は、米国のテックジャイアント、GAFAM(Google、Apple、Facebook(現Meta)、Amazon、Microsoft)による破壊的なイノベーションを現地で体感してきた日本人の有志組織「シリコンバレーD-Lab」メンバー(デロイト トーマツ ベンチャーサポート、パナソニック ホールディングス、経済産業省所属)。目次は次のとおり。
・序章:モビリティ産業を襲うDX、SXの荒波
・Chapter1:DXの誤解と本質 ~顧客体験から目をそらすな~
・Chapter2:「CASE」の先にあるビジネスモデル変革
・Chapter3:SXの誤解と本質 ~新しい企業価値のつくり方~
・Chapter4:「モビリティX」の先駆け、テスラの全貌
・Chapter5:アマゾンが狙うモビリティ産業のゲームチェンジ
・Chapter6:モビリティ産業の未来と日本の戦い方
1800円(税抜き)、232ページ。