日本のEC企業に東南アジア・台湾向け販路提供 ショッピージャパンが佐川急便と運送業務契約締結

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ショッピージャパンは12月15日、佐川急便と運送業務契約を締結したと発表した。

円安追い風に越境販売増加中

越境ECを効率化(画像:ショッピージャパン)
越境ECを効率化(画像:ショッピージャパン)

 東南アジア・台湾で最大規模のEコマースプラットフォーム、Shopeeの日本法人であるショッピージャパン(東京都港区)は12月15日、SGホールディングスグループの佐川急便(東京都江東区)と運送業務契約を締結したと発表した。日本のEC企業に、東南アジア・台湾市場へ販路を拡大するソリューションを提案する。

 ショッピージャパンは東南アジア・台湾向けの越境EC事業を展開しており、現地における日本商品の持続的な需要と、昨今の円安が追い風となり、日本発の越境販売セラーが増加している。日本国内の配送だけでなく、世界各国のネットワークを持つ佐川急便に運送を委託することで、国内から海外のラストワンマイルまで一貫した配送を実現できるという。

 ショッピージャパンは「国内の事業者の多くは、いまだオンライン販売を通じた国際物流の経験が少ない。物流の上流から下流まで支援することで、越境ECのハードルが下がり、より手軽に効率よく東南アジア・台湾の消費者に商品を届けることが可能となる」としている。

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