ベテランドライバーよ、油断するな! 開通直後の高速道路にひそむ意外な「落とし穴」とは

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開通して間もない高速道路を走行する際、注意すべきことは何か? 自動車運転の基本中のキを、この機にあらためて確認したい。

他のドライバーも「慣れていない」

開通間もない高速道路のイメージ(画像:都野塚也)
開通間もない高速道路のイメージ(画像:都野塚也)

 新しい高速道路は誰にとっても、当然ながら初めて走行する区間だ。走り慣れた路線・区間とは違い、気を払うべき情報量が多い。まずは、それらを漏らすことなく認識する要領が必要だ。

 次のICまでの距離やトンネルの位置、急カーブや急勾配の激しさ、渋滞や事故多発ポイントなど、その全てが新しい情報である。運転では「知識」が占める割合は大きく、知っている道と知らない道とでは、安全面からスムーズさに明らかな差が出る。

 新しい高速道路で、次はどんな風景が見られるのかとワクワクしながら走行したい気持ちと同時に、慣れない道を走行するため速度を控えめにしたり前の車との車間距離を広めに取ったりと、しっかり対策したいところだ。

 また、全く慣れない道を走行するという条件は、自分以外の車もほぼ同様である。そのことを認識していれば、周囲の車の急な動きや不安定な走行にも、落ちついて対応することができる。

 新しい高速道路は、自分も周囲も慣れていないということを認識したうえで、とにかく慎重に走行し行動していくことが重要なのだ。

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