テスラ「モデルY」、欧州新車市場で初の首位に 9月欧州新車販売台数で
テスラ「モデルY」が初めて首位に立つ
中国と米国で既に見られたように、テスラ「モデルY」は、2021年に世界で最も売れたBEVであるモデル3を欧州でも上回っている。販売台数2万9367台、前年同月比227%増という驚異的な伸びで、当月欧州で販売された新車のほぼ100台に3台をモデルYが占め、SUVとして初めて欧州のモデル別販売ランキングで首位となった。ドイツでは、モデルYがフォルクスワーゲン「ゴルフ」を上回って首位となり、27か国のうち他の14か国でもBEVモデルで首位となった。
2位はプジョー「208」だったが、シュコダ「オクタビア」、フォルクスワーゲン「T-Roc」、日産「キャシュカイ」が上位10位に再登場するなど、好調な売れ行きを示している。
ランキングの下位で成長を記録したモデルは、
・キア「スポーテージ」:53%増
・フォード「クーガ」:89%増
・フォルクスワーゲン「ティグアン」:58%増
・フォード「フィエスタ」:87%増
・クプラ「フォーメンター」:97%増
・アウディ「A3」:70%増
・ルノー「メガーヌ」:119%増
・プジョー「308」:175%増
・メルセデス「Cクラス」:203%増
・メルセデス「CLA」:52%増
・メルセデス「GLA」:157%増
だった。
最新発売された中で好調だったのは、
・ダチア「ジョガー」:5906台
・フォルクスワーゲン「タイゴ」:5326台
・クプラ「ボーン」:3443台
・マツダ「CX-60」:2759台
・BMW「i4」:2429台
・フォルクスワーゲン「ID.5」:2245台
・ボルボ「C40」:1911台
・メルセデス「EQB」:1882台
・アルファロメオ「トナーレ」:1574台
・DS「DS4」:1428台
・シトロエン「C5X」:1147台
・日産「アリア」:1047台
・メルセデス「EQE」:1005台
となっている。