日立「ニューノーマル」時代の新型エレベーター発売 換気・非接触・密回避で新機能

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日立製作所と日立ビルシステムが、ニューノーマル時代のニーズを意識した標準型エレベーターの新モデル「アーバンエース HF」の販売を開始する。

「シンプルな中に機能美を追求したデザイン」

「アーバンエース HF」(画像:日立製作所)。
「アーバンエース HF」(画像:日立製作所)。

 日立製作所と日立ビルシステムが2021年4月19日(月)から、標準型エレベーターの新モデル「アーバンエース HF」の販売を開始する。

 このモデルは、新型コロナウイルスの感染拡大により認識が広まった新しい生活様式「ニューノーマル」を反映したエレベーターであり、同社の標準型エレベーターとしては約7年ぶりの新型となる。

 デザインはプロダクトデザイナーで多摩美術大学教授の深澤直人氏が監修。統一感のある色調と凹凸の少ないフラットなかご内空間、高い視認性を確保したボタンなど、シンプルな中に機能美を追求したデザインにしたという。白を基調とした「CLEAN」と、木目柄・シルバー色を組み合わせた「CLASSIC」の2系統を用意した。

 ニューノーマル時代のニーズを意識した機能も備えている。

 かごは、待機状態となって一定時間が過ぎると自動で扉が開き、強制換気ファンを回して空気を入れ替える。強制換気が済むと自動で扉を閉め、「ナノイーX」発生装置を起動させ、空気清浄を行う。

 かご内の密集度を回避する機能(有償付加)も用意する。積載量に応じて、「密」になりそうと判断するとドアが閉まり行先階に直行。乗り込む人が多くかなりの密になると、アナウンスで降機を促したり、自動で別のエレベーターを呼び出したりする。

 エレベーターホールやかご内のボタンにセンサーを併設し、手をかざすことでエレベーターの呼び出しや行先階の登録をできるようにする非接触登録装置(有償付加)も追加できる。

「アーバンエース HF」の積載量は450kgから1000kgまで(6人から15人まで)対応。定格速度は分速45~105m。住宅用9人乗り、分速90m、停止箇所9か所の場合、参考見積価格は1800万円程度となっている。