「まるで血痕」 大阪万博のナンバープレートデザインに賛否両論 そもそも限定プレート作る意味あるのか

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2025年日本国際博覧会(大阪万博)の特別仕様ナンバープレートの交付が始まった。デザインをめぐっては、インターネット上で賛否両論の声が上がっているようだ。

集まった寄付金はどうなるのか?

大阪万博の会場となる、大阪・夢洲のイメージ(画像:2025年日本国際博覧会協会)
大阪万博の会場となる、大阪・夢洲のイメージ(画像:2025年日本国際博覧会協会)

 ところで、大阪万博ナンバープレートは、モノトーン版とフルカラー版があり、後者を申し込むには寄付金(1000円以上)が必要となる。寄付金の制度は、ほかのナンバープレートにも適用されている。

 寄付金は、大阪万博の場合は開催に関連した交通サービスの充実などに充てられるという。その寄付金を管理する先として、公益財団法人の日本デザインナンバー財団という団体が存在するようだ。

 過去の実績として、集まった寄付金を基に、ラグビーW杯では5562万5000円、東京五輪では1億3604万8915円を、交通事業者などに助成したそうだ。

 イベント仕様以外でも、地方図柄ナンバープレートの実績として、高齢運転者安全運転装置設置支援事業、高齢者反射材着用促進事業、高齢運転者ドライブレコーダー設置支援事業などに、多くの助成金が利用されている。

 ナンバープレートが多数登場することによって、交通利便性の向上にもつながっている。今回の万博も、集まった寄付金を円滑な交通運営に役立ててほしい。

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