昭和レトロだけじゃない! 近年人気の「ドライブイン」、ツウなら知ってる真の実力とは

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昭和レトロブームに乗って再注目を浴びているドライブイン。その真の魅力とパフォーマンスとは?

近年では若者人気がアップ

群馬県藤岡市にある「ドライブイン七輿」(画像:(C)Google)
群馬県藤岡市にある「ドライブイン七輿」(画像:(C)Google)

 高度成長期に建設されたドライブインは、メインの客層が団体客やトラックドライバーで、食堂は品数の多さと盛りが売り。トイレはお世辞にも清潔ではなかった。

 対して道の駅は、前述のとおり、観光施設を志向していたため、女性客を視野に入れた整備を進めた。まず、トイレは清潔で使いやすいのが当たり前で、食事メニューも焼きたてパンやコーヒー、ジェラートといったメニューを並べた。また、物販コーナーには地域で採れた野菜など「ここでしか買えないもの」を並べた。

 結果、ドライブインは時代遅れの産物となった。さらに、その多くが小資本で経営されていたため、建て替えなど大規模な対策を取れなかった。

 ただ、数が減ると逆に人気が出るのが世の常であり、今では

・レトロな建物
・昭和の遺産

として、若い世代から注目されている。京都府舞鶴市にある「ドライブインダルマ」や茨城県水戸市の「フジヤドライブイン」などは、まさにレトロさで知られるようになった存在だ。

 休憩施設としての力も完全になくなったわけではない。国土交通省のデータによると、2022年8月現在、道の駅は全国に1198駅存在している。ところが、都道府県によって数の差異が大きい。最多の北海道は127駅あるが、東京都はわずか1駅なのだ。

 長野県は52駅で、茨城県は16駅。道の駅は観光施設としてだけでなく、

・集客拠点
・防災拠点

としても注目されているが、各地域の「力の入れ具合」がそのまま数に反映しているという問題点がある。