神戸空港、悲願の国際化へ そもそもなぜ「国内線だけ」だったのか? 涙なしでは語れない理由があった
2006年に開港した神戸空港で、2030年頃にも国際線の定期便を就航することが決まった。地元にとって悲願である国際化は、なぜ決定までに16年もの時間を要したのか。
3空港での相乗効果で関西全体の発展を
筆者は、神戸空港の地元関係者からこれまで「神戸空港の国際化を、規制緩和を」との声をもう何年もずっと聞いてきた。
神戸空港での搭乗利用も年数回あり、その便利さも実感している。国際線が就航すれば、今以上に賑わうだろう。
ただそれ以上に、関西3空港それぞれの「良さ」をしっかりと生かして活用することが大事だろう。
3空港での相乗効果で、関西全体がさらに発展するきっかけになるよう、禍根(かこん)もできる限り、残さないように進めるべきではないだろうか。