トヨタ系「ウーブンキャピタル」投資案件1号は自動配送ロボ企業の米Nuro
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トヨタが未来のモビリティ社会を推進すべく設立した投資ファンド、ウーブン・キャピタルの投資第一号が、アメリカのロボットべンチャ―Nuroに決まった。自動配送ロボットを開発するベンチャーだ。
ウーブンの投資、まずは「荷物を運ぶロボ」から
トヨタが立ち上げたウーブン・プラネットホールディングスの投資ファンド、ウーブン・キャピタルが2021年3月26日(金)、アメリカのNuro,Inc.に出資したと発表した。同社の投資案件第一号となる。
Nuroは自動配送に特化したロボティクス企業で、自動配送車の開発を加速し、自動運転を実装した新しい配送を実現していくことを目的に出資したという。ウーブン・キャピタルのマネージング・ディレクター ジョージ・ケラマン氏はNuroについて、「最先端の技術および米国の大手ブランドとの強固なパートナーシップにより、日常の買い物体験を、より安全で効率的な形で、全く新しい革新的なものに変えようとしています」としている。
Nuroの無人自動運転車は、生鮮品やピザから調剤に至るまで、日用品を安価かつ安全に宅配できるようデザインされているという。クローガー、ドミノ・ピザ、ウォルマート、CVSといった代表的な企業とのパートナーシップも発表している。