「開かずの踏切」廃止だけじゃない! 竹ノ塚駅の「高架化」が地元で大きな期待を背負う理由とは

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3月、東武鉄道竹ノ塚駅の高架化工事が完了し、開かずの踏切が廃止された。今後、竹ノ塚駅エリアはどうのように発展していくのだろうか。

動き出した竹ノ塚のまちづくり

文教大学あだちキャンパスは2021年に開設(画像:小川裕夫、(C)Google)
文教大学あだちキャンパスは2021年に開設(画像:小川裕夫、(C)Google)

 2021年に文教大学があだちキャンパスを開設したことは、そのイメージを北千住以外に広げる効果が期待されている。同キャンパスの最寄り駅は埼玉県草加市の谷塚駅だが、徒歩15分の距離にある。谷塚駅から徒歩で通学する学生たちもいるが、多くの学生は竹ノ塚駅東口からバスを利用する。

 そうした事情も踏まえ、足立区は東京都交通局(都バス)や東武鉄道(東武バスセントラル)に対して、朝夕の通学ラッシュ時間帯だけでも増便できないかとキャンパスの開設前に要請していた。

 朝夕のバス増便は学生を念頭に置いたものだが、バス便が増えることで竹ノ塚駅周辺の住民にもメリットがある。これらは昨今のドライバー不足などもあって簡単に解消できるものではないが、いずれバスが増便されることになれば竹ノ塚駅周辺が大きく変わる可能性を秘めている。

 駅の高架化と踏切の廃止は、単に鉄道事故の防止や渋滞の緩和といった影響だけにとどまらない。高架化・踏切の廃止をきっかけに、新たなまちづくりが動き出した。具体的な話は、これから議論によって開発イメージが固まってくるだろう。将来の発展を含め、竹ノ塚駅の再開発に注目が集まっている。

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