マイクロソフトが次世代車載ソフトウェア開発へ ボッシュと連携し迅速化 年内完成目指す

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ボッシュとマイクロソフトが、車両とクラウドをシームレスに結ぶソフトウェアプラットフォームの開発に乗り出す。車載ソフトウェアの開発と搭載を簡素化・迅速化することを目的としている。

車両用ソフトウェアの更新は極めて複雑に

ボッシュとマイクロソフトが、ソフトウェアプラットフォームの開発に乗り出す(画像:ボッシュ)。
ボッシュとマイクロソフトが、ソフトウェアプラットフォームの開発に乗り出す(画像:ボッシュ)。

 自動運転やeモビリティといった次世代の乗りものやそのサービスは、ソフトウェアが不可欠であり、アップグレードやアップデートも必要になる。しかしそれとともに、車両には厳しい安全要件が課されていおり、さらに多種多様な車種、シリーズが存在すると、自動車用ソフトウェアのOTA(Over The Air、無線通信)アップデートやデジタルサービスは複雑を極めることになる。

 ロバート・ボッシュGmbH取締役会メンバーのマルクス・ハインは「車両とクラウド間を結ぶ包括的なソフトウェアプラットフォームが実現すれば、複雑なソフトウェア開発や車両システムの統合が簡素化されるでしょう。私たちは、このような手法で、スマートフォンの操作並みに、車内でスムーズかつ便利に無線でアップデートできる環境を整えたいと考えています」と展望を語っている。

 このプラットフォームをあらかじめ組み込んでおけば、車両のソフトウェアアーキテクチャとクラウドをシームレスに統合でき、OTAアップデートの複雑さが軽減されるため、車載ソフトウェアを常に、確実に、最新の状態にアップデートしておくことができるという。

 開発者に対しても、業界全体でコードの再利用やベストプラクティスの共有を促進するため、GitHubを活用し、新しいソフトウェアプラットフォームの重要なコンポーネントのソースを公開することも視野に入れている。

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