ミシュラン初のタイヤリサイクル工場建設へ 年間3万トンをゴム製品などに再生

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ミシュランがエンバイロ(スウェーデン)との合弁事業として、ミシュラン初のタイヤリサイクルプラントを南米チリに建設する。投資額は3000万ドル以上。

大型土工機械の使用済みタイヤをリサイクル

使用済みタイヤが原材料に再生されるイメージ(画像:日本ミシュランタイヤ)。
使用済みタイヤが原材料に再生されるイメージ(画像:日本ミシュランタイヤ)。

 ミシュランは2021年2月、スウェーデンのエンバイロ(Enviro)社との合弁事業として、ミシュラン初のタイヤリサイクルプラントを南米チリのアントファガスタ地域に建設すると発表した。プラントは2021年着工、2023年生産開始予定で、投資額は3000万ドル以上。

 エンバイロは、使用済みタイヤからカーボンブラック、熱分解油、ガス、スチールを回収する特許技術を有している。今回のプラントでは、使用済みタイヤを顧客の敷地から直接回収、運搬・切断し、リサイクルする。回収された材料の90%は、タイヤ、コンベヤーベルト、防振製品などのゴム製品に、残りの10%はプラントが自社の熱や電力として再利用する。

 年間3万トンの大型土工機械(ブルドーザー、パワーショベルといったアースムーバー)用タイヤをリサイクルできる見込みで、これはチリで毎年廃棄される当該タイヤの約60%に相当するという。