中央区「江戸バス」に提言! 暑すぎる夏向けに「車窓ビュースポット」掲載地図を作ってはどうか

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中央区役所を起点として、ふたつのルートを走るコミュニティーバス「江戸バス」。その魅力と課題点について、ゆるく評論する。

「物語をめぐるマップ」とは何か

東京都中央区のコミュニティーバス「江戸バス」(画像:増田剛己)
東京都中央区のコミュニティーバス「江戸バス」(画像:増田剛己)

 夏の散歩は、熱中症に気を付けながら出掛けたい。こまめな水分を補給して、日傘などがあれば心強い。そんななか利用したいのが、コミュニティーバスだ。冷房の効いたバスは、ちょっとした移動にほっとする。コミュニティーバスといえば、地元民の移動手段がメインだが、観光で利用する人も多い。特に、東京都中央区が運営しているコミュニティーバス「江戸バス」はネーミングからして、観光客に向けていると、筆者(増田剛己、モビリティ甘口評論家)は感じる。

 中央区に限らず、「江戸」と名乗ってもいい区がありそうな気もする。例えば皇居のある千代田区だ。しかし、千代田区のコミュニティーバスは「風ぐるま」という名前。やはり、江戸といえば中央区なのだ。

 というわけで、久しぶりに江戸バスに乗ってみようと思った。インターネットで江戸バスのルートを検索するとマップが出てきた。「物語をめぐるマップ」という名前で公開されている。

 マップはもともと紙のもののようで、それを中央区がPDF化してインターネットにあげている。「映画、ドラマ 小説の舞台編」とあって、各停留所の場所はどんな物語の舞台になったのかが描かれている。これはなんともうれしいサービスだ。こんなマップを求めていたよ、と見始めたのだが、情報量が多くて、スマホで見るのはどうもわかりづらい。そこで、紙のものをもらいに行こうと中央区役所へ。

 案内のところで江戸バスのマップが欲しい旨伝えると、出してくれたのは「お花見マップ付き」というもの。あ、いやいや、これじゃなくて、「物語をめぐるマップ」が欲しいのだと申し上げると、それは前のものなのでもうないとのこと。参ったなぁ。

 お花見編のマップをもらって、江戸バスに乗り込む。江戸バスは中央区役所が始発なのだ。乗り込むときに1日乗車券を購入。300円だ。路線を自由に乗り降りするのは1日乗車券が便利だ。ただ、現金しか受け付けていないので、小銭が必要。というわけで、江戸バスに乗り込むと、なんと車内に「物語をめぐるマップ」があった。区役所にはなくてもバスの車内にあるんだね。これを見ながらバスに乗ることにした。