車内の「効率的な冷やし方」知ってる? エアコン、ドア開閉、冷却スプレー 最適解は何か
6月に東京で6日連続の猛暑日を記録するなど、暑い夏が予想される2022年。効率的な車内の冷やし方について、あらためて確認しておきたい。
車内温度を下げるための最適解は?

それぞれの方法に関して特徴的な点を挙げると、まず(5)について、1分45秒程度で30度を割り、そのあと3分までは温度が再び30度へ上昇し、5分が経過した時点で28度となったこと。
また(2)は、車内に冷却スプレーを使用したところで効果はあまり得られなかったこと。昨今の室内温度の上昇が尋常ではないことを鑑みれば、スプレー缶が破裂する恐れもあり、最適解からはほど遠いと筆者は考える。
同じく、最近の40度に迫る外気温を考慮に入れれば(3)の外気導入も適切な対応とは考えにくい。
この情報を、2022年仕様にアップデートするのであれば、サウナのような車内温度であれば、外気温が40度でも(1)のドアの開閉で多少は緩和されるだろう。
その際、内気循環でエアコンを最低温度に設定しておき、乗れる温度になったら数分ほど窓を開けて走行。その後窓を閉める――という流れが良いのではないだろうか。
最新の冷却アイテムを3点紹介
車内を効率よく冷却する方法に併せて、この夏を乗り切るために良いアイテムはないものか。最新情報をチェックしてみた。以下に、代表的なものを紹介する。
(1)クルマ用シートクーラー
「シートクーラー」は送風ファンを内蔵したシート上の製品で、座席に取り付けて使用するもの。中にはマッサージ機能が搭載されていたリ、冷風が出たりといったものもあるようだ。
商品を選ぶ際には、特にべたつきがちな太ももや腰、背中の辺りに送風を受けられるものを選びたい。