47分の大遅延! 山手線「せき払い」トラブルに見る、コロナ禍の悲しき日本人の姿
先日、乗客のせき払いが原因で、山手線が遅延したトラブルがインターネット上で話題になった。このようなトラブルを見かけたら、どうしたらよいのだろうか。
未来の「財務省トップ」も逮捕
こうした迷惑行為に遭遇したとき、鉄道会社が推奨しているのは当人たちへの直接的な注意ではなく、
「乗務員に声をかけて任せる」
ことである。
言うまでもなく、電車内で権威のある乗務員が対応することで、問題が大きくなるのを防ぐことができるためだ。乗務員で収集ができないと判断された場合は、各社ともに警察に通報するとしている。
また、乗務員がすぐに対応できない場合は、電車内のSOSボタンをためらわずに押すことも推奨されている。ボタンを押せば列車は停止し、乗務員が駆けつける。
ちなみに、被害が自分に及びそうなときは
「近くの車両に避難してからボタンを押す」
のが賢い使い方だとのこと。
監視カメラなどが整備されるなか、電車内で迷惑行為や暴力沙汰を起こしても逃げることはできない。公共の場でのマナーには気を付けたいものだ。誤った振る舞いが、一瞬にして当人のキャリアを台無しにする。先日、未来の「財務省トップ」が酔って電車内で乗客を殴り、逮捕されたばかりだ。