高層マンションからJR新駅まで 日ハム「球場移転」で変わる街、ファン受け入れ体制は万全か?

キーワード :
, , , ,
北海道日本ハムファイターズが、2023年春から本拠地を北広島市内の新球場へ移転する。新名所の誕生に湧く地元。まちの景色や交通網も、姿を変えようとしている。

最重要課題、新球場への交通手段は

北広島市の市街(画像:合田一道)
北広島市の市街(画像:合田一道)

 新球場の周辺の開発に伴い、14階建てマンション(118戸)やクリニックを併設した6階建てのシニアレジデンス、メディカルモールをはじめ、「認定こども園」「農園エリア」「ギッズエリア」「未来をつなぐ広場」が設けられる。

 ホテルや住宅の新築も目立っている。特筆されるのは、野球ファンが使える1棟貸し切
り「ビラ」タイプの宿泊施設。宿泊棟9棟と管理棟1棟を建設する。

 宿泊棟は、木造平屋または2階建ての延べ70~80平方メートルで、庭付き、サウナ水風呂などを備えるという。野球を観戦した後、家族連れでのんびり過ごしてもらおうという狙いで、年明け早々から宿泊の販売を始めるそうだ。

 さて、2023年春の開幕を控えて、最も肝心なのが新球場への足の確保だ。

 現在の札幌ドームの場合、地下鉄・東豊線とバスが主力で、自家用車も多く、駐車場はいつも満杯だ。

 特に地下鉄の混雑ぶりはすさまじいだけに、これが一番の難題となりそうだ。

 この対応策として、球場そばに2000台まで収容できる駐車場が設けられるほか、JR北海道は、千歳線・北広島駅と北西8km先にある上野幌(かみのっぽろ)駅 との間に 新たな駅を設けて、輸送体制を整える計画だ。

 新駅はどのような名になるのか。現時点でまだ論議は進んでいないが、「日本ハム駅」か「ファイターズ駅」か。興味津々といったところだ。

全てのコメントを見る