日立が「LINEでエレベーター呼び出し」連携サービス ボタン非接触

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「○階に行きます」とお願いする手間も省ける…?
日立製のエレベーター(乗りものニュース編集部撮影)。
日立製のエレベーター(乗りものニュース編集部撮影)。

 日立製作所が無料通信アプリLINEと連携し、エレベーターを非接触で利用できるサービスを受け付けている。

 このサービスは、新型コロナウイルス感染拡大に伴う「新しい生活様式」を実現する取り組みとして、日立と日立ビルシステムが2020年4月に立ち上げたタッチレスソリューションの一環。遠隔監視している国内約1.5万台のエレベーターが対象だ。
 
 利用するには、まずエレベーター内部にあるQRコードから、エレベーター固有のLINEアカウントを友だち登録する。トークで表示されるフォームに「現在階」と「行先階」を入力し送信することで、エレベーターが呼び出される。職場や自宅など、普段よく使うエレベーターのLINEアカウントを友だち登録しておくことで、日常的にボタンに触れることなくエレベーターを利用できるようになる。

 このサービスはエレベーターの保全契約内のサービスとして追加され、2020年10月から各契約者に対して受付がスタートしている。

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