「地方に住みたい、でも不便はイヤ」 沖縄・北海道を抑えて「移住先人気1位」――都市住民が選んだ“都会に近い地方”の正体
脱・田園スローライフ。都市部472人を対象とした最新調査で、住みたい移住先1位に長野県が選ばれた。支持されるのは自然だけでなく、都心へのアクセスと生活機能が整う「都市と地方の中間」だ。リモートワークと交通網がもたらす、移動で使い分ける新たな居住様式と、地方が直面する持続可能性の課題を紐解く。
都市と地方を移動で選ぶ新たな居住

地方移住の人気は、自然の豊かさだけでは説明できない。重要なのは、自然と都市機能の距離、そして両者をつなぐ移動手段だ。
・新幹線や空港による都市間移動
・自動車による地域内移動
・公共交通による生活圏の確保
・テレワークによる日常的移動の削減
これらを組み合わせることで、毎日は移動しないが、必要なときには移動できる暮らしが成立する。
一方で、移住者にとって便利な地域であることと、地域全体として持続可能であることは必ずしも一致しない。だからこそ、移住の評価軸は住みたい場所にとどまらず、そこで暮らし続けられるのかまで含まれる。これらの地域が示しているのは、地方への憧れではなく、都市と地方を移動によって使い分ける新しい居住の姿ではないだろうか。
●データ出典
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