「これでいいんだよ!」新幹線のきっぷ、なんと8割が“当日購入”だった――単純明快な仕組みが変えるJRの決済戦略とは

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新幹線きっぷの券売機購入は「当日」が8割を占める。窓口混雑の打開に向けJR東日本が打ち出すのは、手続きを最短4ステップへ縮小する新サイトとICカードひも付け専用機だ。Suicaとクレカを組み合わせた独自機軸で、長年の停滞を打破する決済変革の全貌に迫る。

機能を絞り込んだ専用購入機の検証

直前購入に対応する新幹線eチケット購入機(画像:JR東日本)
直前購入に対応する新幹線eチケット購入機(画像:JR東日本)

 同年6月9日に発表された「新幹線eチケット購入機」(仮称)は、「駅での20分を、焦りからゆとりへ」という言葉を掲げ、直前購入の場面に合わせた画面と、交通系ICカードへの情報付与に機能を絞り込んだ。

 今の多機能券売機は選ぶ項目が多く、手続きの途中で戸惑った客が窓口へ流れる一因になっていた。処理を決済と情報のひも付けに絞ることで、1人あたりの所要時間を縮め、混雑する駅構内の人の流れを良くする狙いがある。

 決済手段はクレジットカードとし、乗車情報はSuicaやモバイルSuicaへひも付ける仕組みを取り入れ、切符を出す処理そのものをなくした。2026年度末から検証が始まる大宮駅と宇都宮駅は、仕事や観光、通勤の客が交差するターミナルであり、直前購入の需要が集まる環境でのテストには打ってつけだ。

 対象路線はJR東日本エリアの東北、秋田、山形、上越、北陸(東京~上越妙高間)の新幹線で、自由席や普通車指定席はもちろん、TRAIN DESK、グリーン車、グランクラスまで幅広く対応する。現場の手続きを簡単にする機器の導入は、窓口の混雑緩和とIC乗車の定着を両側から支えていく。

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