「通勤」って本当に必要ですか? GMO「在宅勤務廃止」で再燃する出社論争……4割超が会社に求めた“新しい選択肢”とは
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首都圏若手の27.6%が通勤をストレスと捉え、91.2%が「余白の時間」を求める現代。アクセスや時短といった利便性を軸とする都市・鉄道・企業のビジネスモデルは大きな転換期を迎えた。移動時間の短縮から「自律的な移動選択」と心の余裕へ。個人の価値観変容がもたらすモビリティ経済の地殻変動を読み解く。
20~30代の通勤意識に関する実態調査

本記事では、ガレージスタンダード(東京都千代田区)が運営する地域特化型不動産サービスルーマップ(roomap)が実施した「暮らしと心の余裕に関する意識調査」を基に分析する。調査対象は首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)在住の20~39歳男女377人。調査期間は2026年6月12日~15日、インターネット調査で実施された。
高度経済成長期以降、働く人々にとって「通勤」は無条件で受け入れるべき労働の前提条件であった。しかし、デジタル技術の普及によって働く場所の制約がなくなった現在、この前提は崩れつつある。
本調査の対象である20~30代の世代は、全員が一律で移動を義務付けられる仕組みに合理性がないと感じ始めている。毎日の移動に払う時間や体力と、そこから得られる成果のバランスを問い直す意識が、彼らの間で急速に広がっているのだ。