「街で見かけたら絶対テンション上がる?」 アニメ×デコトラが変える商用車の未来! 500人調査で見えた「走るメディア」の可能性とは
500人調査で1位「孫悟空」となったアートトラックとアニメIPの融合。「2024年問題」で人手不足と広報課題に直面する物流業界で、輸送機器だった大型トラックを「動く広告メディア」へ変容させる試みが注目される。法規制や権利関係の壁を越え、商用車が切り拓く新たな経済価値とビジネスの可能性を追う。
人気キャラ調査が示す商用車の可能性

もし街中ですれ違った大型トラックの側面に、圧倒的なスケールで描かれた「孫悟空」や「ガンダム」が躍動していたら――誰もが思わず足を止め、胸を躍らせるのではないだろうか。
NEXER Group(東京都豊島区)とアートトラック(いわゆるデコトラ)専門企業のアートフレンドAUTO(愛知県一宮市)が共同で実施した最新調査(全国のアニメ好き500人対象、2026年7月21日発表)によると、「アートトラックにデザインされていたらテンションが上がるアニメキャラクター」の第1位に「孫悟空(ドラゴンボール)」、第2位に「ガンダム(機動戦士ガンダム)」、第3位に「ルパン三世」が選出された。
だが、このデータが物語っているのは、荷物を運ぶ実用的な道具であるはずの大型トラックが、路上で出会う人々の記憶や感情を揺さぶる
「体験型の動くメディア」
へと変貌を遂げる可能性だ。物流のあり方が劇的に変化するいま、アートトラック文化と世界的アニメIP(知的財産)の融合は、商用車のビジネス価値をどこまで拡張できるのか。