「無理して車格は上げません」ボーナス商戦を襲うインフレの波! 4割の買い手が選択した生活防衛のリアルとは

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インフレに伴う可処分所得の圧迫を背景に、夏のボーナス商戦に構造変化が起きている。かつて車格アップの原資だったボーナスは、今や生活維持の資金へ変質。調査では200万円予算でも軽自動車の支持が38.6%と最多で、100万円では62.6%に達した。「憧れ」から「実利」へと舵を切る消費者心理の深層に迫る。

ボーナス商戦の変容と車格維持への移行

自動車ディーラーのイメージ(画像:写真AC)
自動車ディーラーのイメージ(画像:写真AC)

 夏のボーナスは、長らくワンランク上のクルマを購入するきっかけとされてきた。しかし、その役割は大きく変わりつつある。いまやボーナスは、どの車格までなら現実的に購入・維持できるかを決める基準になり始めている。

 その変化を示す調査結果が公表された。NEXER Group(東京都豊島区)とグーネット中古車が、2026年6月26日から7月1日にかけて普段車を運転する全国の男女を対象にインターネット上で実施した「夏のボーナスで買いたい車に関するアンケート」(有効回答350サンプル)によると、予算200万円前後で欲しいボディタイプとして最も多かったのは軽自動車で38.6%だった。さらに、100万円前後まで予算を下げると、その割合は62.6%へと急増する。

 この数字は、日本の自動車市場で起きている消費構造の変化を如実に映し出しているのではないか――。

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