「一番高い店に売る」は正解なのか? 中古車買取ランキング7345人調査が示した意外な評価

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「高く買う」価格競争から「信頼と安心」の体験価値(CX)へ――。GMOリサーチ&AIが7345人を対象とした2026年車買取店ランキングは、市場の地殻変動を浮き彫りにした。首位カーセブンの台頭と旧ビッグモーターの苦戦。SDLやガバナンスの視点から、変革期を迎えた自動車流通の新潮流を解き明かす。

車買取市場に起きる地殻変動

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 中古車買取市場の競争軸が、変わり始めているかもしれない――。

 これまで車を売却する際、消費者が最も重視してきたのはいくらで買い取ってもらえるかだった。高額査定を提示する企業ほど多くの売却希望者を集めやすいという価格競争は、中古車流通における基本的な考え方だった。

 しかし近年の市場環境では、価格だけでは消費者の不安を解消できなくなっている。査定の理由は明確なのか、契約後に条件が変わることはないのか、担当者の説明は十分なのか――車という高額商品を手放す場面では、金額以外の要素も判断に大きく影響するようになっている。

 GMOリサーチ&AIが発表した「2026年 車買取店 おすすめランキング」は、消費者が中古車売却時に何を重視しているのかを読み解く材料のひとつとなる。同調査は、過去3年以内に自身の車を中古車買取店で売却した経験を持つ7345人を対象に実施され、買取を専門に行う事業者や販売店への売却体験をもとにまとめたものだ。

 その結果が示しているのは、買取価格の高さだけでは説明できない、中古車市場の変化である。

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