「ローンの利息は払いたくない」 現金派は本当にクルマを所有したいのか? わずか13%が映す価値観の変化とは

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自動車購入の目的が所有からコスト管理へ移行しつつある。最新調査では、現金一括購入派のうち所有権を求めた層は13.3%にすぎず、7割超が維持費を負担視する実態が浮かんだ。車両のコモディティ化を背景に、消費者の視線は総保有コストに注がれる。物売りから利用価値の最大化へ進む、市場の構造転換の今を追う。

現金一括派の本音

自動車(画像:写真AC)
自動車(画像:写真AC)

 車は自分のものとして所有したいから現金で買う――これまで自動車業界では、現金一括購入者は所有意識が強く、ローンやリースよりも自分の車を持つことを重視する層として見られることが多かった。しかし、その前提を揺らす調査結果が出た。

 ジョイカルジャパン(東京都千代田区)が実施した「現金一括派ドライバーの車購入・乗り換えに関する実態調査」によると、現金一括購入を選んだ理由として車は自分のものとして所有したいと思ったからと回答した人は13.3%にとどまった。一方で、利息や手数料を払いたくなかったからは42.4%、まとまった資金があったからは40.7%となり、購入判断の中心には所有意識よりも支払総額への意識があった。

 調査対象は、過去に新車を現金一括で購入し、売却・下取りに出した経験がある全国の20~69歳男女550人。調査期間は2026年4月7日から4月9日で、インターネット調査によって実施された。

 この結果は、車の価値が所有することから負担を管理することへ移っている可能性を示している。

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