「小田急の端っこ」じゃなかった?――家賃は横浜のほぼ半額、藤沢市北部の住宅地が注目度「28位→16位」に急浮上したワケ

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最新の賃貸ランキングで12ランク急上昇し16位となった藤沢市「湘南台」。都心直通の利便性や、横浜の約半額となる2LDK・11.4万円という強い家賃競争力を武器にファミリー層の支持を集める。3路線が結節する地下ハブや連節バスなど、戦略的インフラ投資が生んだ「計画都市」の潜在力と未来の課題に迫る。

注目を集める湘南台の急上昇

湘南台(画像:ニフティライフスタイル)
湘南台(画像:ニフティライフスタイル)

 2026年6月24日に発表された、ニフティライフスタイル(東京都中野区)が運営するニフティ不動産の「神奈川の賃貸物件探しで注目の街ランキングベスト30」では、1位「川崎」(スコア100.00)が2023年から4年連続で首位を維持した。2位「元住吉」(79.38)、3位「武蔵小杉」(74.36)も前回と同じ順位で、トップ3の顔ぶれは2年続けて変わらなかった。

 一方、中位では神奈川県東南部に位置する藤沢市の「湘南台」の動きが目立った。前年の28位から16位へと、今回のランキングで最も大きい12ランク上昇し、スコアは38.94となった。同じ地域の「辻堂」も前年の18位から12位(48.11)へ順位を上げており、藤沢市北部や沿岸部への関心が高まっている。

 日本の大都市の周辺では、戦後の住宅政策や市街地の広がりを受け、働く人や学生が暮らす住宅地が数多く生まれてきた。そこに住む人の多くは昼間に都心へ向かうため、朝夕の混雑時には鉄道や道路の負担が大きくなりやすい。こうした人の流れを滞りなく支えることは、都市のあり方を考える上で長く取り組まれてきた課題である。

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